出産前に知りたいのは、産院の値段より自分の財布から出る金額です。
産院ごとの出産費用と、あなたの手出しが分かります
厚生労働省「出産なび」の請求データ(2025年4月〜9月)をもとに、産院ごとの費用の内訳・無痛分娩・個室の差額をまとめています。出産育児一時金50万円や医療保険を引いて、最後にいくら払うのかまで出せます。
まず、いくら払うか出してみる
産み方と部屋を選ぶだけで、退院の日に窓口で払う金額と、一時金・医療保険・確定申告で戻るお金を引いた最後の手出しが出ます。
全国1,907施設の請求データから作った無料ツール

出産すると、自分で払うお金はいくらになる?
全国の産院に実際に請求された金額の、まんなかの数字で計算します
産み方と部屋を選ぶだけで、退院の日に窓口で払う金額と、一時金・医療保険・確定申告で戻るお金を引いた最後の手出しが出ます。出産まで毎月いくらためればいいかも、いっしょに出します。
1. お産のこと
お産がいつ始まるかは選べません。ただ、夜間や休日にあたると加算が付く産院が多いので、そうなったときにいくら増えるかを見られるようにしてあります。最初に入っている数字は、全国1,907施設の中央値です。産院で聞いた金額が分かれば、その数字に直してください。
2. あなたのこと
年収は、高額療養費の上限と、確定申告で戻る金額の計算に使います。入院給付の金額は、保険証券か保険会社のアプリで確かめられます。妊婦健診は、自治体の補助券を使っても毎回いくらか自分で払います。正確に出すなら通院ごとの領収書をたしてください。分からなければ最初の5万円のままで大丈夫です(3万円〜7万円くらいの人が多いです)。
3. 診断結果
出産育児一時金医療保険確定申告で戻る分自分のお金
出産までに毎月ためる金額の目安 —
全国1,907施設の総額は平均561,000円、半数が538,000円〜593,000円に収まっています。室料差額は平均19,800円・中央値0円、入院日数は6日が真ん中です。産院を決めているなら、その産院のページを開くと、その産院の請求データで計算できます。
計算の前提:正常分娩は、この産院の分娩費用の平均(室料差額・掛金・お祝い膳を除いた額)に、選んだ部屋の差額、産科医療補償制度の掛金12,000円、追加した分を足しています。予定より長く入院した分は1日20,000円で計算します。帝王切開は、手術料(予定201,400円・緊急222,000円)と麻酔8,500円、入院・検査・投薬の1日あたり、赤ちゃんの管理料をたした10割の医療費から、その3割と高額療養費の上限を比べて安いほうを取り、そこに食事代(1食490円)、保険がきかない分、部屋の差額を足しています。医療保険は、入院給付が入院日数分、手術給付が入院日額の20倍として計算しています(契約によって違います)。確定申告で戻る金額は、窓口で払った金額と妊婦健診の自己負担から、受け取った保険金と10万円を引いた額に、所得税と住民税の率をかけた目安です。実際の請求額は産院に、給付の条件は保険会社に確かめてください。
地図から産院を探す
786の市区町村、1,907施設を載せています。色が濃い県ほど出産費用が高く、薄い県ほど安く産めます。数字はその県の中央値(万円)です。
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出産のお金は3つで決まります
全国の中央値は561,000円。同じ市内でも20万円以上ちがうことがあります。個室を使わなければ差額がかからない産院が934施設あります。
出産育児一時金は、赤ちゃん1人につき50万円。ほとんどの産院は直接支払制度なので、窓口で払うのは50万円を超えた分だけです。
帝王切開になると保険診療になり、高額療養費と医療保険の給付が受けられます。確定申告(医療費控除)でも戻ります。
書いている人
静岡県出身、東京都在住。2人の子どもを、2回とも帝王切開で産みました。どちらも里帰り出産です。20代のときに入っていた医療保険に、2回とも助けられました。実際に払った側の目線で、産院ごとの費用と戻ってくるお金の話を書いています。
費用のデータは「出産なび」(厚生労働省)が公表している、2025年4月〜9月に出産育児一時金の直接支払制度で請求された分娩の請求書データです。無痛分娩ができる産院は853施設。金額は産院の報告や請求の実績にもとづくもので、最新の料金と異なる場合があります。申し込み前に必ず産院にご確認ください。